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2014年10月に作成された記事

2014年10月 1日 (水)

夏休みイタリア旅行(2) ヴェネツィア、ベルニナ鉄道、サンモリッツ

今回の旅行では、ミラノを拠点としてヴェネツィアとスイスのサンモリッツに日帰り観光をしてきました。
先ずはヴェネツィア、世界でも有数の観光都市「水の都」です。ディズニー・シーやカジノなど、ヴェネツィアにインスパイアされた施設は世界中のいたるところにあるんですね!

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ミラノ中央駅(Milano Centrale)から高速鉄道に乗り、約2時間半でヴェネツィアのサンタルチア駅に到着します。

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フレッチァビアンカ(白い矢)という名前の高速列車ですが、日本でいうところの特急的な扱いの列車のようです。トリニタリアのホームページからの予約方法に関しては、ネットに古い情報があふれていますが、現在は会員登録も不要で簡単にWEB上で乗車券を購入することができました。席の指定、予約の変更も簡単に行うことができ、日本のJRより予約システムのフレキシビリティも高いように思いました。今回は、一等席(プリマクラッセ)の二人向かい合わせの席を予約することができ、快適にベネチア日帰り旅行を楽しむことができました。

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ヴェネツィアにやってきました。これは有名なリアルト橋からの風景です。

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世界で最も美しい広場と言われているらしいサンマルコ広場。私たち夫婦的には人が多すぎてあまり感動がなかったかも・・・(笑)

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お昼はいつも参考にさせていただいてる方のブログで紹介されていたアカデミア美術館近くのレストランに行ってみました。

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「Locanda Montin、ホテル内のレストランのようです。

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ドアを開けて中に入っていくと御覧のような緑のきれいな中庭で食事をすることができます。

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ワイン、料理の値段もミラノに比べれば圧倒的にリーズナブル。料理のお味も雰囲気も良くて、今回の旅行の中では非常に良いレストランでした。

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ベネティア本島を散策してみます。
リアルト橋の階段です。

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狭い街中に突然大きな広場があったりして迷路をめぐる楽しさがありました。お店も面白そうな店がいくつもあって、とても一日では回りきれません。妻と「ミラノはもういいけどベネティアはまた来てみたいネ」との感想です。

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翌日は、世界遺産に指定されたベルニナ急行に乗ってイタリア・スイス国境の町ティラノから、スイスのサンモリッツを訪れる一日観光ツアーに参加してみました。早朝に2階建ての観光バスでミラノを出発、コモ湖を抜けてイタリアとスイスの国境の街・ティラノに着きました。
スイス鉄道のティラノ駅入り口。世界遺産のプレートが貼ってあります。

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構内を進んで行くと・・・ありました! 箱根登山鉄道から寄贈されたカタカナの駅名看板が・・・
先月、箱根に行ったお蔭で、私の中で日本とスイスの友好関係が繋がりました

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有名なブルージオの360度ループ橋。

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まさに「世界の車窓から」的な風景ですね。

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超高級リゾート地、スイスのサンモリッツに到着しました。
このツアーのサンモリッツの滞在時間は約1時間弱。駅周辺にはお店などはなく、ご覧のようなサンモリッツ湖周辺の散策ができただけでしたが、文字通り絵葉書のようなスイスの素晴らしい風景の一端を体験することができました。

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帰国前日は、終日ミラノ市街の散策に時間を取ってあったのですが、早朝からAFのLIN>CDG、CDG>NRTの2便とも欠航が決まってしまって大慌て・・・
すでに出発前にLIN>CDGはアリタリア航空運航のコードシェア便に変更してあったので問題はなかったのですが、CDG>NRT便を自力で振替交渉しなければなりません。
パークハイアット・ミラノのコンソルジュは当たりハズレが大きくて、当日は運悪くハズレの人(笑)で助けにはなりません。結局、日本のエールフランスのCSデスクに2回、JGCデスクに1回電話をして、一時はたらい回しにされそうになったり正規料金のY席での帰国を提案されたりしたものの、結局、欠航した便より4時間ほど遅いANA便の C席を確保することができました。帰国して携帯電話代を見てみると海外通話代約11000円!
私はマイラーを一応、自負してはいますが、過酷な(笑)交渉に成功したものの、以後は気が抜けてしまいショッピングにも気が入らず・・・
こちらはトップ・メゾンのブティックが並ぶモンテナポレオーネ通り

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少しエッジーなショップが並ぶスピガ通り

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イタリアの高級食材店 Eataly にも行ってみました。

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たくさんのハムが天井からぶら下がっている光景は日本ではちょっとお目にかかれないですよネ。

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帰国日は早朝4時半起きで、リナーテ空港へ。
アリタリア航空のマンゾーニ・ラウンジに行ってみましたが、ほぼ飲み物だけ、それもエスプレッソだけの提供に近い感じ~ 地方空港のカードラウンジのような雰囲気でした。

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アリタリア航空機、たしかA320?

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シャルル・ドゴール空港の乗継時間が約8時間!
エールフランスのアライバル・ラウンジに行ってみましたが、長距離便の乗客用と言われ入室できず、ポールとスタバで時間を潰しました。

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出発3時間前にはANA便の手続きが始まったため、やっとスタアララウンジへ入室できました。

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ラウンジ内はこんな感じ。ミールは少なめ、飲み物も泡なし。でもシャワーが浴びれて、ゆったりした椅子に座れるだけでも感謝です。

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搭乗ゲートでこのANA機を見てこみ上げるものが・・・(笑)
「これで日本に帰れる!」

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うれしいことがもう一つ、夫婦二人でファーストへアップグレードです!
ANA便への振り替えが決まって1時間くらいして、ANAのサイトにも予約情報が出たので二人のNH*Gの会員番号を入力しておいたのが良かったようです。

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機内ではKRUG様を4杯ほど楽しませていただきました

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アミューズも良いですね。

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私はディナーと朝食の両方とも和食を選んでしまいましたが、妻の話ではディナーのフレンチがすごく美味しかったとのこと。そうですね、フランス積み込みですからフレンチを頼むのが正解!
ヨーロッパ便でファーストに乗れる機会はもう2度とないかもしれませんが、その時は絶対フレンチ!にしましょう(笑)

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無事に成田到着。約4時間遅れの帰着でしたが、午後からの仕事も無事にこなすことができました。

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帰国便の振り替えというハプニングはありましたが、ほぼスケジュール通りにこなせた私の初ヨーロッパ旅行。また、特典のビジネスで行けるのは2年後(笑)、それまではCIの格安ビジネスで我慢かな・・・

ちなみに帰りのANA便、もしやと思っていたのですが、ビジネス扱いですがマイル(約1万マイル)も加算されていました~
それから、今回の旅行記、現地で撮った写真が600枚近くにおよんでしまい、その整理に疲れたためダイジェスト版気味のブログになっておりますことをご容赦ください・

夏休みイタリア旅行(1) ハイアット・リージェンシー・パリ・シャルル・ド・ゴール、パークハイアット・ミラノ

私のマイラーとしての集大成のような今回の夏休みイタリア旅行は、出発の朝より波乱の予感が・・・
この時点では、この旅が私のマイラーとしての実力が試される旅になろうとは思ってもいませんでした。
成田に向かう前にパソコンで最後のメールチェックをすると、エールフランスのストのお知らせメールが入っていました。
今回の旅程は、成田⇔パリ(CDG)がJAL特典を使ったエールフランスのビジネスの予約、パリ(CDG)⇔ミラノ・リナーテ(LIN)はエールフランスのサイトからエコノミーを別切りで直接予約というものでした。行きは問題ないものの、帰りがスト期間に当たってしまったようです。

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成田のチェックインの時にストのことについて聞いても、スタッフは全然知りませんとの返事でした。デルタのラウンジで搭乗を待っている間にiPad で調べると、エールフランスはストの常習犯(笑)らしいこと、ストが決行日前に中止になることもあること、国際線の長距離便は欠航対象から外れることもある、等々の情報が出てきました。何事も比較的慎重派な私は、エールフランスの東京CSに連絡してみました。CSでも詳細はつかめていない様子でしたが、一番、欠航のリスクが高そうなLIN>CDG の区間を、AF(エールフランス)運航便からAZ(アリタリア航空)運航のコードシェア便への変更を提案してみると、残席が少ないですがOKとのことでした。空席があったAZ運航便は朝一番の便で、CDG>NRTへの乗り継ぎ時間が長すぎてスケジュール的に利便性が悪かったのですが、妻に事情を説明して結局、変更してもらうことにしました。
後から振り返ってみると、この変更をしていなければ、ミラノから出れないため、成田へ乗り継ぎできないという悲惨な結果になるところでした。とにかく、日本への便数が多いCDGに行ってれば、どうにかなるだろうという考えが結果的には正しかったのだと思います。

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LIN>CDG の搭乗便の変更をWEB上で確認し、搭乗口へ向かいました。不安な気持ちはありましたが、エールフランスのビジネスクラスの旅も楽しまないといけません。

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搭乗後、すぐにシャンパンが提供されました。泡好きの至福の時です。アミューズに続いての前菜がコレ・・・
さすが、エールフランス。プレゼンがキレイです~

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メインの方はまあまあのお味でしたが、ラウンジスペースのフォーションのスイーツや、2回目の食事を楽しんでいるとパリに近づいてきました。

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明日の朝、ミラノへ乗り継ぐ予定だったので、本日は空港近くのハイアット・リージェンシー・パリ・シャルル・ド・ゴールに宿泊しました。ただ行ってみてわかったことなのですが、CDGの空港ホテルの中では、ハイアットはターミナルを乗り換えてから、さらにバス移動をしなければならないという不便な立地にありました。次回の利用は考えてしまうかも知れません。ターミナル直結のシェラトンや、より近接したヒルトンの方が利便性に優れているようです。

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外観とかロビーラウンジはキレイで、ハイアットタッチ。

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部屋の方は少し期待外れというところでしょうか。
清掃もきちんとされてはいるのですが、やや老朽化が目立ちました。

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ラウンジも少し期待外れかな・・・
狭い上に騒がしく、カナッペ類も美味しくありません。

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時差から早々に眠くなってきたので、この日はそのまま就寝。
翌日は早朝に目が覚めてしまったので、こちら別棟のフィットネス・ルームでヨーロッパ初のトレーニングです。

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値段も違いますが、同じハイアットの空港ホテルとしてはインチョンの方が全然快適で良い思います。
グリーン・ドライバーというハイアットの車で、ターミナルまで10€でスムースに送ってもらい、AFのラウンジでミラノ・リナーテ(LIN)行きの便を待ちます。
デルタのなんちゃってGOLD会員になっておいたので、AMEXの会費分の元を取らないと・・・(笑)
主にEU圏内の近距離便が使うターミナルのラウンジでしたが、やはりミールのプレゼンが良いですね~
美食の国だけあって美味しそうなハム類がきれいに並べられていました。

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さあ、イタリアに向けてGO~

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リナーテ空港からミラノ中心地のパークハイアット・ミラノまではタクシーで20分程で着きました。料金も20€位でしたでしょうか。

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さて、ハイアッター憧れのパークハイアット・ミラノはどうだったでしょうか?

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アサインされた部屋がコレ。たぶんスタンダードのパーク・キングルームで予約タイプ通りの部屋だと思います。特典宿泊、それも5連泊(笑)だったせいか、DIAでもアップされなかったようですね

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まあ、バスルームも広くて夫婦二人には十分な広さなんですが、家具なども期待していたほどの質感でもなく、正直、ちょっとがっかりという感じ・・・
今回はポイントを利用しての宿泊でしたが、この時期のレートは1泊10万円越え かといって、サービスも最上という訳ではなく、結構スタッフによってムラが多かったりもしたので、自腹で再訪するかと問われるとちょっと考えてしまします。イタリアでは良い方なのかも知れませんが・・・

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ミラノに着いた当日にサンタ・マリア・デッリ・グラッツェ教会の「最後の晩餐」の見学予約が取れていたので、散歩がてら歩いて行ってみました。
ミラノは想像していたよりコンパクトな街で、ドゥオモやガッレリアからも十分、徒歩圏内でした。

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「最後の晩餐」を見学した後にホテルまで歩いてくると、おお~ ドゥオモが夕日を浴びて荘厳な姿で浮かび上がっていました。

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こちらはガレッリア。ドゥオモやガレリア周辺は治安があまり良くないという噂を聞いていたのですが、警備の警官も多くて、滞在中は危険な思いをすることはありませんでした。来年のミラノ万博を控えて、イメージアップに努めているのかも知れません。

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こちらはガレッリアの通路の中央付近にある、急所の窪みにかかとをつけて3回転すると幸運になるといわれている有名な牡牛のタイル画です。パークハイアットからは50m位の距離なので、毎日、妻と回転していました(笑)。

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パークハイアット・ミラノのフィットネス・ルームもご紹介しておきます。地下にあるこのジムのマシンは当然、イタリアのTechnogym社製で揃えられています。滞在中、ほかのゲストには一度も会いませんでした。使っている人はいるのかな(笑)

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今回は観光に忙しくて利用する機会がありませんでしたが、地下にはこんなラグジュアリーな雰囲気のサウナも備えられえています。

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DIA会員は、このLa Cupola という All Day Dining でコンプリで朝食をいただくことができます。このホテルのHPでも、このオブジェの写真が使われていますネ。

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レストランの上を見上げると、中庭のドームになっていて良い感じです。

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質の高いコールド・ミートがバフェ形式で並んでいますが、メニューからアラカルトで卵料理などを自由に注文することができます。
私のお気に入りは、このロブスター入りのオムレツ。上にキャビアも載せてあって、これだけで朝からお腹いっぱいです。エッグベネディクト、ワッフル、パンケーキなども選び放題でした。

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イタリアに着いた次の日は、ドゥオモ見学に・・・

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2€払うとカメラにテープを張ってくれて、ドゥオモの内部で写真を撮ることができます。

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屋上へのエレベーターは別料金(笑)。ミラノの中心街はあまり高い建築物もないので結構、遠くまで見渡せます。

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来たぞ、ヨーロッパという感じですね~

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